これはメルマガ【ピュア通信】の
バックナンバーです。
私たちはなんとなく、
選択肢が多いほうが安心しますよね。
たくさんの選択肢の中から選んだほうが、
いい結果になるような気がして。
でも、本当にそうなんでしょうか?
あなたはネットショッピングをしますか?
楽天市場やAmazonでキーワードを入力すると、
どど~っと商品が出てきますよね。
それをスクロールしながら見て、
どれを買うか選ぶわけですが。
私はいつも、
検索で出てきた商品を見ていても、
なかなか購入までたどりつかないんです。
見て、探して、検討しているうちに、
めんどくさくなっちゃうんですよ。
(^▽^;)
数時間も探して検討したのに、
こんな結論になってしまうんです。
「まあ、急ぎじゃないし。今日買わなくてもいいか」
しかも、何回もこれを繰り返したあげく、
最終的にはどうでもよくなって。
とりあえず一番安いものを購入したりとか、
購入自体をやめてしまったりとか。
「時間のムダ使いだよなぁ」と、
毎回思うんですけどね~。
σ( ̄ヘ ̄;)
実は、選択肢がたくさんあればあるほど、
人は迷ってしまうそうです。
「どれでも好きなのを選んでいいよ」と言われても、
たいていは、どの選択肢も一長一短なので、
考えるほど決めきれなくなるんですって。
確かに、通販サイトで商品を検索して、
候補(選択肢)で出てくる件数が多いほど、
迷いが生じてしまうし。
検討に時間がかかるし。
判断基準も複雑になるし。
何かを決断するには、
ただでさえエネルギーが必要なのに、
選びきれなくて。
残念ながらこうなります。
「今回はやめておこう」
たとえば保健指導でも、
似たようなことがおこっていそうです。
対象者さんに取り組む保健行動を決めてもらうとき、
『いくつかの選択肢を提案して、そこから選んでもらう』
という方法をとることがありますよね。
なるべくいろんな選択肢があったほうが、
対象者さんがよりフィットするものを選べると思って、
あれもこれもと選択肢を提案したくなります。
もちろん、対象者さんがかなり本気で、
やる気になってくれてるときは、
自ら真剣に検討して選んでくれるでしょう。
でもまあ、そうじゃないケースもあるわけで。
(というか、そうじゃないほうが多いわけで)
「そうですね~。まあ、今は特に困ってないので。
もうちょっとこのまま様子をみてみます」
なんて、わけのわからない返事をもらって、
こちらは二の句が継げない。
とか、ありがちですよね。
えっ、私だけかな?
(^_^;)
もし、その場で選択肢から選んでもらいたいなら。
保健指導の場で、これから取り組む保健行動を
決断してもらいたいなら。
選択肢をたくさん提案するのは、
逆効果になってる可能性があります。
対象者さんがなるべくエネルギーをかけないで
決断できるようにするには、
「選択肢は3つくらいがちょうどいい」
のだそうですよ。
では、とにかく3つに絞りさえすれば、
どんな選択肢でもいいのか。
というと、そこにも工夫の余地があるんですって。
(*´艸`*)
それも話すと長くなりすぎるので、
続きはこちらでお届けします。
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