ふだんはあまり意識しないかもしれませんが。
看護職は専⾨家として仕事をしていますよね。
つまり、プロとして仕事をしているわけです。
たとえば“採血”だと、
「これは素人にはできないこと」
と、わかりやすく納得できますが。
産業看護業務って、
看護の専門性がどこにどう活かされているかが、
つかみにくいと思いませんか?
とくに“保健指導”なんか、
自分の経験と勘だけでやってるような気がして、
「これは素人でもできることじゃないか?」
と、急に不安になってしまったり。
そういうの、私はよくありました。
(^_^;)
私は、プロの仕事とは、
『いつでも、相⼿が誰であっても、
安定した品質のサービスを提供できること』
だと思っています。
プロの仕事が、なんとなくとか、
⾏きあたりばったりだったら困りますもんね。
では、どうすればいいのか︖
答えは一つではありませんが、
私が実践している一つの方法を
ご紹介したいと思います。
それは『保健指導で看護理論を活用すること』です。
たとえば、先ほど例にした“採血”で、
「他の人が肘の内側あたりに針を刺しているから、
よくわからないけど私も同じようにやってみた」
というのでは、
採血が成功するかどうか怪しいです。
それどころか、神経を傷つけて
大変なことになってしまうかもしれません。
そうならないように私たちは、
解剖学で血管や神経の走行を学び、
基礎看護学で採血のスキルを学んできました。
そのおかげで誰に対しても、
安全に、確実に、何度でも、
採血業務を提供できるわけですね。
言いかえると、私たちの業務には
「エビデンス(科学的根拠)」と「再現性」
が欠かせないということです。
それを“保健指導”にあてはめて考えてみると、
対象者さんに保健行動を提案するときは、
「エビデンス」に基づいて説明できることが必要ですし。
似たようなケースを保健指導するなら、
ある程度同じ結果をもたらすことができる「再現性」も必要です。
それを可能にしてくれるのが、
『保健指導で看護理論を活用すること』
私はそう考えるようになって、
保健指導で看護理論を使えるようになってから、
「保健指導は素人でもできるのでは?」
「私の保健指導は近所のおばちゃんと同じレベルかも」
そんな不安からやっと解放されました。
(^_^)
学生時代を振り返ると、
看護理論をいっぱい学びましたよね~。
それって、採血の知識やスキルを学ぶのと
同じことだったんですね。
とはいえ、
学んだことを実際にやるのは意外と難しい。
ε=(^。^;A
せっかく学んだ看護理論を、
日常の保健指導で活用したい。
でも、どうやったらいいのかわからない。
保健指導で看護理論を使う方法を身につけたい。
そう思ったなら、
この講座がお役に立てると思います。
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