誰にも苦手な業務がありますよね。
何度も経験しているのに、
楽な気持ちでできるようにならない業務とか。
その業務があると思うと、
何日も前から憂うつになるとか。
もちろん「人には向き不向き」があるでしょうし、
理屈をこえた好き・嫌いの感情は、
どうしようもないとは思いますが。
それでも避けて通れない業務だから、
できる限り苦手意識を和らげて、
「楽な気持ちでやれたらいいのにな~」
って思いませんか?
そこで私はこちらをお勧めしたいです。
↓ ↓ ↓
『得意なことを使って、苦手な業務に取り組む』
得意なことは、
そんなに努力しなくてもできるし、
やっていてほとんど負担を感じませんよね。
しかも、すでにスキルの完成度も高いはずです。
使わないのはもったいないでしょう?
まずは自分の得意なことを
ピックアップしてみてください。
そして、その得意なことを使って、
苦手な業務に取り組んでみませんか。
たとえば、私は保健指導がすごく苦手でした。
ぶっちゃけ嫌で嫌で憂うつになってしまう業務でした。
苦手だと思う理由はいくつもありましたが、
その中の一つに、
検査値の説明をしたり、
問題点をズバッと指摘するのが苦手
というのがありました。
一方で、事務作業は好きなんですよね。
黙々とデータ入力するのも好きだし、
Excelでグラフをつくったりするのも好きです。
この条件で、
『得意なことを使って、苦手な業務に取り組む』
としたらどうするか。
パッと見、保健指導と事務作業は無関係です。
それでも強引に、こじつけでもいいのでひとひねり(笑)
私が考えた方法は・・・
過去10年分の健診結果をもとに、
体重と血圧と血糖値の推移をグラフにして、
A4用紙に印刷した資料をつくりました。
そして保健指導のときに、
対象者さんに見てもらったんです。
3つのグラフは全部、
右肩上がりになってます。
「年々、血糖値が悪化している」とか、
「血糖値上昇と体重増加がリンクしている」とか、
グラフを見てもらえば一目瞭然です。
私が口頭で下手な説明をしなくても、
対象者さんが問題点を理解しやすいですよね。
得意なことを使って、
(Excelでグラフづくり)
苦手な業務に取り組むことができました。
(検査値の説明と問題点の指摘)
これだけでも、保健指導の憂うつ感が
ずいぶん楽になりましたよ。
(^▽^)
ちなみに、その場でこのグラフに、
注意してほしいポイントや
改善策の案などを書き込んで、
対象者さんに持ち帰ってもらうのもいいですよね。
対象者さんにとっても、
印象に残る保健指導になるんじゃないでしょうか。
まぁ、こんな感じです。
(^▽^;)
『得意なことを使って、苦手な業務に取り組む』には、
- 自分の思い込みから視点を転換すること
- 得意なことを活用していると意識して行うこと
が必要になります。
“意識して行うこと”が必要な理由は、
無意識にやっていたのでは、
自分の中で好ポイントが積み重なっていないので、
経験を積んだわりには自信につながらないからです。
こんなふうにワンステップずつ、
自分らしさに自信をもてる保健指導を
つくっていくのがこちらの講座です。
保健指導の知識も経験もある看護職向けの通信講座(6か月間コース)です。
保健指導の経験を地道に積んできたし、さまざまな研修や講座で勉強もしているけれど、なかなか保健指導がうまくいかなくて自信がない、そんなお悩みの解決をお手伝いします。