保健指導の「正解」探しをやめませんか

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ピュア産業看護事務所では、
令和元年から保健指導講座を開講しています。

講座の受講生募集の期間中は、
“無料の個別説明会”を開催しておりまして。

個別説明会にご参加くださった看護職と
保健指導に関するお悩み・お困りごとや、
解決に向かう道筋などを話し合っています。

今までたくさんのご相談をうかがってきて、
気づいたことがありました。

『正解』というキーワードを
口にされる方が多いんですね。

たとえば、

「どうするのが正解かわからない」とか、
「このやり方でいいのか、正解が知りたかった」とか、
「どこまですれば正解なのかと考えてしまう」とか。

こんなに『正解』が気になるのは、
常にミスがないように細心の注意を払っている、
看護職の性(さが)かもしれませんね。
(^_^;)

保健指導は人と人との相互作用なので、
ときには相手の感情を揺さぶりすぎて、
気まずくなったりすることもあります。

その気はなくても怒らせてしまったり、
傷つけてしまうこともありますよね。

けっこう深刻な状態なのに、
いくら丁寧に説明しても、
危機感をもってもらえなかったり。

心配して改善策を提案しているのに、
対象者さんに伝わらなくてモヤモヤしたり。

それって、『正解』から外れたから?

自信がないとつい、
そんなふうに考えがちだけど。

ちょっと違うと思いませんか?
(^_^)

かつては私も『正解』を探して、
ずいぶんさまよいました。

「これが正解かも?」と思ったことは、
とりあえず試してみました。

たとえば、
食事の話でカロリーや栄養素をもちだしたり、
運動指導でMetsがどうとかこうとか言ってみたり。

でも、私には無理だったみたいで、
惨敗しました(笑)

思えばけっこう長い期間、
いつでも通用する保健指導の『正解』を
探し回ってたような気がします。

そもそも、保健指導の『正解』って何でしょうかね?

教科書に書いてあることでしょうか?
保健指導のハウツー本で紹介されているやり方でしょうか?
学会でこの道の権威の教授が話していた内容でしょうか?
同僚の看護職がやっていてうまくいっている方法でしょうか?

私はどれもピンときませんでした。
だから今は考え方を変えたんです。

「保健指導には正解なんてないんだな~」と。

冷静に考えてみれば、
保健指導は指導する側も受ける側も、
生身の人間ですもんね。

相手の年齢・性別、取り巻く環境、
知識量や健康への関心度もバラバラだし。

私たち看護職の側の知識・スキルも、
経験も、価値観も、人それぞれです。

この条件で、いつでもだれにでも通用する
保健指導の『正解』を求めるのは無理があるな。

と、思うようになったわけですよ。

『正解』探しから解放されたら、
気持ちがすごく楽になりました。

そして、私の保健指導が大きく変わりました。
(個人の感想です ^^;)

というわけで・・・

ご相談の中で『正解』を求められたとき、
私からはこうお伝えしています。

いっそのこと『正解』探しをやめてみませんか?

もし『正解』探しをやめるだけだと心細いなら、
代わりに『自分らしい保健指導』を探してみませんか?

こちらの講座がお手伝いします。
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